1997. 4. 5/名古屋HEARTLAND & 4. 6/京都MUSE HALL



4月5&6日と、アップル&ペアーズの名古屋・京都ツアーが御座いました。
わたくし、いろいろな事情で同行出来なかったのですが、その代わりと言っちゃぁ何ですけども、マネージャー:小松田コユキから、いちいち携帯電話に報告を受けておりましたので、ここに「バーチャル・ツアー・レポート」をお送り致したい、と、このように思ってる所存で御座います。それでは、ごゆるりとお読み下さいませ。
…これくらい丁寧だったらいい?>早川@プロデューサー%ネットデビューおめでとうございます(?)。


4月5日の午前中。
夕方まで予定がないのをこれ幸いと寝貯め真っ最中の私の部屋で、電子音が鳴り始める。
なんだろ?あ、携帯か…、放っておこ。
と思ったのだが、仕事の電話だと困るので、とりあえず出る。
なんとなく予感はしていたのだが、案の定、小松田@マネ嬢。
「ねぇー、ハートランドって名古屋のどこにあるの?」
…おい、何言ってんだ(爆笑)。会場の場所確認しないでツアーに出るな、おっかないから。はっきり言わせてもらおう、ツアーに出る資格まるで無し(笑)。昔、仕事で行ったことがあるので即答出来たが、私が解らなかったら、どうするつもりだったのだろうか。土曜日なのに。
先が思いやられるアップルピーご一行様ではある。

18:30、本番直前のハートランドから2度目の電話。
まぁ、順調に行っているらしい。一安心。いいライブやってね。

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22:00、パワステで独り寂しくフライヤー撒きしてたところに「風来坊の手羽先買い込んで、京都に移動開始!」の報告あり。
いいなぁ、手羽先…。食べたい。
…あ、これで終わっちゃいけない(苦笑)。初の名古屋ライブはバッチリだったようで、CDもいっぱい売れたそうである。前夜のテレビ(名古屋テレビ「ロケット」岡田純レギュラー出演期間でした)も効果あったかな?

4月6日、13:20。「とりあえずMUSE HALLに機材置いて、今からご飯食べに行って来るー」との電話あり。初の夜走りにも関わらず元気なようだ、良かった良かった。

と、ここで電話連絡が途絶える。一瞬パニくってる可能性もあるので(それが現場よ)、こっちから電話するのは控える。

22:00、ようやく電話が入る。
小松田@マネ、開口一番「怒り爆発!!
…どうした、何があったんだー。

アップル&ペアーズのSEは、英語のMCでメンバー紹介まである、非常に凝ったインパクトのえらく強いものなのだが、それはDATで録ってある。
しかしなんと、京都MUSE HALLには、DATがなかった。
…ということはだ、SEが流せない?
焦った小松田、DATのポータブル探して京都の街をかけずり廻ったようだが、結局手に入らず。一体どうしたものかと途方に暮れているとき、ふとステージに幕を発見。そこで小松田、機転を利かせて(と書けと言われた)、1曲目”ヒア・カム・ザ・ショウ・タイム”のドラムのカウントとともに降ろしてあった幕が開く…という演出に急遽変更。ちょっとクサくはあったようだが、意外にハマってカッコ良かったそうである。その演出の効果もあって(?)、名古屋よりももっといいライブになったとは、小松田の弁。

-----→Today's Set List

ライブ終了後、たまにはスター気分(なんじゃそりゃ)を味あわせてやるかと、メンバーをファンの集団に放り込んでやったそうだ。なんと大胆なマネージャー(笑)。
たくさんの関西地方ファンに囲まれて、サイン・握手・写真攻めにあったメンバー、嬉しさのあまりへらへらしっぱなしだったそう。これだから新人は…(苦笑)、とは言わないでおくか(書いてるけど)。

この京都には、ノリスケ&英の友人軍団がたくさんいらっしゃっていたようで、磯山も含めて、大勢で呑んだくれたようだ。ナンパに行くとも言っていたようだが、あと一歩のところで押しの弱いこの3人、どしゃぶりの、しかも初めての街で、未遂に終わったことは言うまでもない(笑)。ちなみに、お友達がいるところで仕事の話になっても…と、気を利かせたスタッフチームは別行動。
そして岡田は、明日のテレビ収録の為、一人寂しく名古屋へ逆戻りしたのであった。可哀想に(笑)。

…とまぁ、こんな具合で、楽しいツアーだったようである。
いろいろあったようだが、終わりよければ全て良し、ライブよければツアー良し!!
名古屋と京都のあちこちに、アップル&ペアーズの楔がしっかりと打ち込まれたに違いない。


…よし、行ってないにも関わらず、巧いこと(?)まとまったな。
でもやっぱり、実際に見てないこと書くのは大変なので、今度はついて行くからね。